第57回技術討論会
「カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー
を支える分離技術」
主催:(一社)粉体工学会
共催:(一社)日本粉体工業技術協会 粉砕分科会
分級ふるいわけ分科会
早稲田大学循環バリューチェーンコンソーシアム
協賛:化学工学会、日本エアロゾル学会
後援:薩摩川内市
混合物から目的成分を取り出す,または不要物を取り除く技術領域である分離技術は,化学プロセスにおいて目的成分を低環境負荷・低エネルギーで取り出す技術,火力発電所や工場などから生じる CO2 の分離,海水の淡水化や排水の浄化,鉱物資源や都市鉱山からの目的金属の分離,医療用途(人工透析、酸素濃縮)など幅広い産業の基盤となっている。また,環境保全、資源循環型社会の実現のためにもその重要性が再認識されている。プラネタリーバウンダリーが強く意識されつつある現在,SDGs そしてカーボンニュートラル時代においては,この分離に要するエネルギーをいかに下げ,他の環境負荷を出さずに,高純度な素材を経済的に得るための高効率な分離技術を確立していくかが,非常に重要な課題である。そのためには,省エネルギー型,高機能化を可能とする粉体技術のさらなる適用が大きく期待されている。
今回の討論会では,「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」といった社会課題を共通のキーワードとして,環境対応,資源循環,プロセスの省エネルギー化,高機能化などを支える,前処理から分離プロセスまでを包含する「分離技術」の研究開発に関する研究者・技術者が一堂に会し,異分野間の情報交換を行うとともに活発な議論を展開する場を提供したいと考えている。薩摩川内市は川内火力発電所跡地をサーキュラーエコノミー実現のための新たな挑戦の場と捉え,資源循環を中心としたサーキュラーエコノミーと脱炭素化の推進による持続可能な社会の構築を目指した「サーキュラーパーク九州」構想を推進していることから,その地で分離技術に関する様々な関連技術の発表が展開され,幅広い分野から多くの方々が参加されることを期待している。
日時 | 2023 年 7 月 27(木), 28 日(金)(2 日間) |
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会場 | 鹿児島県薩摩川内市 川内駅コンベンションセンター SSプラザせんだい (https://www.sendai-sta-cvp.jp/) *新型コロナ感染状況に応じオンライン開催となることがあります。 |
オーガナイザー | 松山 達(創価大学),所 千晴(早稲田大学), 加納 純也(東北大学),丹野 秀昭(日本エリーズマグネチックス) |
講演種別 | 特別講演,依頼講演,一般講演,製品技術紹介講演 ◎本討論会での発表内容は講演要旨集に掲載されます(一般講演 2 ページ)。また,2024 年 5 月発行の粉体工学会誌第 61 巻 5 号を,技術討論会特集号と致します。研究論文,技術資料など,特集号への多数の投稿をお待ちしています。投稿原稿は当学会規定に従い審査されたのち掲載されます。 |
お申込・お問合せ先 | 一般社団法人粉体工学会 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181 第5キョートビル7階 TEL:075-351-2318 FAX:075-352-8530 Email:office@sptj.jp |
参加申込
ご案内詳細 | 第57回技術討論会 参加募集(プログラム付き) |
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技術討論会参加費 (税込み) |
先行振込(2023 年 7 月 14 日(金)振込まで) 法人・個人会員:10,000 円,学生会員:5,000 円,非会員:15,000 円 * 先行申込締切後(7 月 15 日以降振込)は、 会員&会員外:+2,000 円、学生:+1,000 円です。 法人(維持・賛助)会員参加費無料特典は下記ご参照 |
情報交換会 | 2023 年 7 月 27 日(討論会プログラム終了後)実施 参加費:おひとり:6,000 円(税込み) |
施設見学ツアー | 2023 年 7 月 28 日(金) 13 時 30 分~16 時 30 分 参加費:おひとり様 3,000 円(税込み) A コース:サーキュラーパーク九州 B コース:川内クリーンセンター *両コースとも、お申込み先着 30 名様限定 |
*1 討論会参加費用にはテキスト(要旨集)代を含みます。 *2 維持会員・賛助会員は 1 名のみ無料 (法人会員特典利用、但し 7月14日までに事務局あてメールにてお申込要) *3 共催、協賛の学協会会員は会員扱いとします。 *4 お客様都合による参加申込のキャンセルは、お引き受けできませんので、 代理の方の参加としてください。 |
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申込方法 | 下記申込みボタンからお申込み下さい。 ※法人会員特典ご利用はメールでお申し込みください。 |
先行振込締切 | 7 月 14 日(金)(振込日) |
申 込 先 | 一般社団法人粉体工学会 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181 第5キョートビル7階 TEL:075-351-2318 FAX:075-352-8530 Email:office@sptj.jp |
振 込 先 | ・銀行口座 みずほ銀行 京都支店 (普通)1481549 一般社団法人粉体工学会 (読み方:シャ)フンタイコウガクカイ) ・郵便振替 00980-7-276865 一般社団法人粉体工学会 (読み方:シャ)フンタイコウガクカイ) |
講演申込
ご案内詳細 | 第57回技術討論会【講演・広告募集】 |
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申込締切日 | 一般講演,特集号投稿,製品技術紹介講演,広告 2023 年 5 月 19 日(金) |
講演要旨(2 ページ),広告(1 ページ)原稿 2023 年 6 月 23 日(金) | |
粉体工学会誌特集号原稿 2023 年 11 月 30 日(木) | |
一般講演, 製品技術紹介講演申込 | 下記申込みボタンからお申込み下さい。 講演要旨集の原稿作成に際してはホームページの「執筆要綱」をご覧ください。 粉体工学会誌技術討論会特集号への投稿希望の有無をお知らせください。 |
広告 | 会社名,連絡先(住所,部署,担当者名,TEL,FAX,E-mail)を明記のうえ,下記申込先まで極力 E-mail(FAX,郵送でも可)でお申し込みください。 広告料:30,000 円(税込,B5 版講演要旨集 1 ページ掲載) |
お申込・お問合せ先 | 一般社団法人粉体工学会 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181 第5キョートビル7階 TEL:075-351-2318 FAX:075-352-8530 Email:office@sptj.jp |
申込期限を過ぎているため受付できません。
過去開催分
回(年) | テーマ | 日時 | 会場 | 備考 |
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第56回 (2022年) |
有機・バイオ系微粒子の生成・計測と分散技術 | 2022年9月1日(木),2日(金) | 同志社大学 今出川校地 室町キャンパス | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会、晶析分科会、微粒子ナノテクノロジー分科会、バイオ粒子プロセス分科会 協賛:化学工学会粒子・流体プロセス部会、日本エアロゾル学会 |
第55回 (2021年) |
粉体連続生産における高度プロセス制御のための 装置・計装・測定・評価技術 | 2021年7月5日(月)~ 6日(火) | ZOOM による オンライン開催 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 計装測定分科会、粒子加工技術分科会、大阪府立大学 資源循環工学研究所 協賛:(公社)化学工学会粒子流体プロセス部会 |
第54回 (2019年) |
粉砕による粒子の高機能化―コーティング、複合化と材料開発― | 2019年9月3日(火),4日(水) | 愛知学院大学薬学部(楠元キャンパス) | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会、粉砕分科会/粒子加工技術分科会 協賛:(公社)化学工学会粒子・流体プロセス部会 後援:国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) |
第53回 (2018年) |
粉体・混相流の数値シミュレーションの産業応用-粉体シミュレーションの理想と現実について徹底的に議論する!- | 2018年9月3日(月),4日(火) | 東京大学生産技術研究所コンベンションホール(駒場キャンパス) | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会、東京大学弥生研究会 協賛:化学工学会 粒子・流体プロセス部会、化学工学会、反応工学部会、資源素材学会、日本エアロゾル学会、日本機械学会、日本流体力学会、日本混相流学会、日本計算工学会 |
第52回 (2017年) |
高度分離技術と品質向上 | 2017年6月20日(火),21日(水) | 横浜国立大学教育文化ホール | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第51回 (2016年) |
経験に分析のメスを入れる―粒子・粉体のキャラクタリゼーションとその粉体・材料プロセスへの応用― | 平成28年6月14日(火)、15日(水) | 東京大学生産技術研究所/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第50回 (2015年) |
造粒と成形 | 平成27年6月25日(火)、26日(水) | 大阪府立大学 I-siteなんば/大阪 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第49回 (2014年) |
粉砕と分散 | 平成26年6月17日(火)、18日(水) | 東京大学生産技術研究所/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第48回 (2013年) |
粉体の表面改質 | 平成25年6月13日(木)、14日(金) | メルパルク京都/京都 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第47回 (2012年) |
分散・凝集現象とその制御・評価技術 | 平成24年6月12日(火)、13日(水) | 東京大学生産技術研究所/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第46回 (2011年) |
電池の製造と研究開発に貢献する粉体工学 | 平成23年6月14日(火)、15日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第45回 (2010年) |
粉体工学と医薬品の製剤設計、品質保証―品質保証への粉体工学の貢献― | 平成22年6月15日(火)、16日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業技術協会 |
第44回 (2009年) |
クリーンエネルギーに貢献する粉体技術―粉体燃料のハンドリング、環境対策技術から高機能材料まで― | 平成21年6月16日(火)、17日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業技術協会 協賛:(社)日本エネルギー学会、(社)資源・素材学会 |
第43回 (2008年) |
静電気を利用した粒子技術の新展開―粒子の荷電・除電から帯電粒子の特性評価、運動制御、計測まで― | 平成20年6月10日(火)、11日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業技術協会 協賛:静電気学会、日本画像学会、日本エアロゾル学会 |
第42回 (2007年) |
ビルドアッププロセスによる粉体粒子の創製と機能化技術の新展開―核生成、成長、結晶化の評価とスケールアップ技術― | 平成19年6月19日(水)、20日(木) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業 |
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