第56回技術討論会
「有機・バイオ系微粒子の生成・計測と分散技術」
主催:(一社)粉体工学会
共催:(一社)日本粉体工業技術協会
晶析分科会
微粒子ナノテクノロジー分科会
バイオ粒子プロセス分科会
協賛:化学工学会粒子・流体プロセス部会
日本エアロゾル学会
有機物で構成される微粒子は,医薬品,食品,化粧品,繊維,プラスチック,電子材料など幅広 い産業において重要な物質系である。近年の粉体加工技術の飛躍的な進展により,ナノ粒子やナ ノファイバーを含む様々な有機系微粒子が合成され,広く利用されつつある。一方で,炭素,ケ イ素やフッ素を骨格に含む有機系化合物は,優れた化学的安定性に加え,機械的加工性や,表面・ 界面における特異な物理化学特性を有することから,ソフトマテリアルとしても興味深い特徴を 有する。また,世界的な感染拡大(パンデミック)をもたらした新型コロナウイルスや,生体内 において情報伝達を担う細胞外小胞として注目されているエクソソームなどの生体や生体関連物 質を一種の有機系の微粒子(バイオ系微粒子)と考えるならば,有機系微粒子が示す幅広い対象 が見えてくる。そして,これらの有機・バイオ系微粒子に関するイノベーションには,以下の例 に示すような粉体技術の適用が大きく期待されている。
有機系微粒子の生成技術:
晶析,核生成,噴霧乾燥,凝縮,バイオプロセス等によるナノレベル
で形態を制御した微粒子の合成・調製とその工業的利用など
有機系・バイオ系微粒子の計測技術:
気中・液中ナノ粒子の計測技術,バイオセンシング,先端
計測技術を用いた単一微粒子の破壊・非破壊分析など
有機系・バイオ系微粒子の分散技術:
微粒子表面の改質・安定化,高濃度スラリー調製,有機・
無機ハイブリッド微粒子調製,塗布,コンポジット化など
今回の討論会では,「有機・バイオ系微粒子」を共通のキーワードとして,その生成,計測,分 散技術の研究開発に関する研究者・技術者が一堂に会し,異分野間の情報交換を行うとともに活 発な議論を展開する場を提供したいと考えている。上記例に限らず,有機・バイオ系微粒子に関 する様々な関連技術,例えば,シミュレーション,プロセス解析,ナノ粒子利用等の多くの発表 と参加も期待している。
日時 | 2022年9月1,2日(2日間) |
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会場 | 同志社大学 今出川校地 室町キャンパス 寒梅館 ハーディーホール(講演)および会議室地 A(展示会場) (https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/muromachi.html) *新型コロナ感染状況に応じオンラインとのハイブリッドなど開催形態の変更もあります。 |
オーガナイザー | 白川 善幸(同志社大学),荻 崇(広島大学),飯島 志行(横浜国立大学) 瀬戸 章文(金沢大学),野村 俊之(大阪公立大学) |
講演種別 | 特別講演,依頼講演,一般講演,製品紹介講演を含む機器およびカタログの展示 ◎本討論会での発表内容は講演要旨集に掲載されます(一般講演 2 ページ)。また,2023 年 6 月 発行の粉体工学会誌第 60 巻 6 号を,技術討論会特集号と致します。研究論文,技術資料など, 特集号への多数の投稿をお待ちしています。投稿原稿は当学会規定に従い審査されたのち掲載されます。 |
申込先 | 一般社団法人粉体工学会 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181 第5キョートビル7階 TEL:075-351-2318 FAX:075-352-8530 Email:office@sptj.jp なお、講演申込が予定数になりましたら締め切らせていただきます。 また、プログラム等の詳細は粉体工学会のWEBサイトにてお知らせします。 お断り:今後の新型コロナウイルス感染の蔓延状況などを考慮し,延期または開催形式等の 変更などを行うことがあります。その際は,HP やメールなどでご案内申し上げます |
参加申込
ご案内詳細 | 第56回技術討論会参加募集(プログラム付き) |
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参加費 |
2022 年 8 月 25 日(木)までの申込の場合、 個人会員: 10,000 円、学生会員:5,000 円、非会員:15,000 円 展示社の聴講者(製品紹介講演者は無料) 会 員:2 人目から 10,000 円 非会員:2 人目から 15,000 円 * 先行申込締切後(8 月 26 日振込以降)は、 会員&会員外:+2,000 円、学生:+1,000 円です。 *1 参加費にはテキスト(要旨集)代を含みます。 *2 維持会員・賛助会員は 1 名のみ無料(法人会員特典利用、但し 8 月 25 日 までに申込要) *3 共催、協賛の学協会会員は会員扱いとします。 *4 展示社で製品紹介講演者は無料です。(8 月 25 日までに登録要) *5 お客様都合による参加申込のキャンセルは、お引き受けできませんので、 代理の方の参加としてくだ さい。 |
申込方法 | 下記申込みボタンからお申込み下さい。 ※法人会員特典ご利用はメールでお申し込みください。 |
先行振込締切 | 8 月 25 日(木)(振込日) |
申込先 | 一般社団法人粉体工学会 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181 第5キョートビル7階 TEL:075-351-2318 FAX:075-352-8530 Email:office@sptj.jp |
振 込 先 | ・銀行口座 みずほ銀行 京都支店 (普通)1481549 一般社団法人粉体工学会 (読み方:シャ)フンタイコウガクカイ) ・郵便振替 00980-7-276865 一般社団法人粉体工学会 (読み方:シャ)フンタイコウガクカイ) |
講演申込
ご案内詳細 | 第56回技術討論会【講演ならびに出展募集】のご案内.pdf |
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申込締切日 | 一般講演,特集号投稿,出展(機器およびカタログ展示),広告 2022年 6月 3日(金) |
講演要旨(2ページ),広告(1ページ)原稿 2022年 7月22日(金) | |
粉体工学会誌特集号原稿 2022年12月31日(土) | |
参加募集 7月中旬予定 | |
一般講演申込 | 下記申込みボタンからお申込み下さい。 講演要旨集の原稿作成に際してはホームページの「執筆要綱」をご覧ください。 粉体工学会誌技術討論会特集号への投稿希望の有無をお知らせください。 |
出展申込 | 会社名,連絡先(住所,部署,担当者名,TEL,FAX,E-mail)を明記のうえ,
下記申込先まで極力 E-mail(FAX,郵送でも可)でお申し込みください。 ホワイトボード(予定): 約 1800(幅)×1800mm(高さ)(ボード部:1800×900mm) 装置・カタログ展示用テーブル(予定): 約 450(奥行き)×1800(幅)×700mm(高さ) |
出展料 | 50,000 円(ホワイトボード 1 台,テーブル 1 台) |
広告申込 | 会社名、連絡先(住所、部署、担当者名、TEL、FAX、E-mail)を明記のうえ、 下記申込先まで極力 E-mail(FAX,郵送でも可)でお申し込みください。 |
広告料 | 30,000 円(講演要旨集内に 1 ページ) |
出展・広告セット | 60,000 円 |
申込先 | 一般社団法人粉体工学会 〒600-8176 京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181 第5キョートビル7階 TEL:075-351-2318 FAX:075-352-8530 Email:office@sptj.jp なお,講演申込および出展申込みが予定数になりましたら締め切らせていただきます。 また,プログラム等の詳細は粉体工学会の WEB サイトにてお知らせします。 お断り:今後の新型コロナウイルス感染の蔓延状況などを考慮し,延期または開催形式等の 変更などを行うことがあります。その際は,HP やメールなどでご案内申し上げます。 |
申込期限を過ぎているため受付できません。
過去開催分
回(年) | テーマ | 日時 | 会場 | 備考 |
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第55回 (2021年) |
粉体連続生産における高度プロセス制御のための 装置・計装・測定・評価技術 | 2021年7月5日(月)~ 6日(火) | ZOOM による オンライン開催 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 計装測定分科会、粒子加工技術分科会、大阪府立大学 資源循環工学研究所 協賛:(公社)化学工学会粒子流体プロセス部会 |
第54回 (2019年) |
粉砕による粒子の高機能化―コーティング、複合化と材料開発― | 2019年9月3日(火),4日(水) | 愛知学院大学薬学部(楠元キャンパス) | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会、粉砕分科会/粒子加工技術分科会 協賛:(公社)化学工学会粒子・流体プロセス部会 後援:国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST) |
第53回 (2018年) |
粉体・混相流の数値シミュレーションの産業応用-粉体シミュレーションの理想と現実について徹底的に議論する!- | 2018年9月3日(月),4日(火) | 東京大学生産技術研究所コンベンションホール(駒場キャンパス) | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会、東京大学弥生研究会 協賛:化学工学会 粒子・流体プロセス部会、化学工学会、反応工学部会、資源素材学会、日本エアロゾル学会、日本機械学会、日本流体力学会、日本混相流学会、日本計算工学会 |
第52回 (2017年) |
高度分離技術と品質向上 | 2017年6月20日(火),21日(水) | 横浜国立大学教育文化ホール | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第51回 (2016年) |
経験に分析のメスを入れる―粒子・粉体のキャラクタリゼーションとその粉体・材料プロセスへの応用― | 平成28年6月14日(火)、15日(水) | 東京大学生産技術研究所/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第50回 (2015年) |
造粒と成形 | 平成27年6月25日(火)、26日(水) | 大阪府立大学 I-siteなんば/大阪 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第49回 (2014年) |
粉砕と分散 | 平成26年6月17日(火)、18日(水) | 東京大学生産技術研究所/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第48回 (2013年) |
粉体の表面改質 | 平成25年6月13日(木)、14日(金) | メルパルク京都/京都 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第47回 (2012年) |
分散・凝集現象とその制御・評価技術 | 平成24年6月12日(火)、13日(水) | 東京大学生産技術研究所/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第46回 (2011年) |
電池の製造と研究開発に貢献する粉体工学 | 平成23年6月14日(火)、15日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(一社)日本粉体工業技術協会 |
第45回 (2010年) |
粉体工学と医薬品の製剤設計、品質保証―品質保証への粉体工学の貢献― | 平成22年6月15日(火)、16日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業技術協会 |
第44回 (2009年) |
クリーンエネルギーに貢献する粉体技術―粉体燃料のハンドリング、環境対策技術から高機能材料まで― | 平成21年6月16日(火)、17日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業技術協会 協賛:(社)日本エネルギー学会、(社)資源・素材学会 |
第43回 (2008年) |
静電気を利用した粒子技術の新展開―粒子の荷電・除電から帯電粒子の特性評価、運動制御、計測まで― | 平成20年6月10日(火)、11日(水) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業技術協会 協賛:静電気学会、日本画像学会、日本エアロゾル学会 |
第42回 (2007年) |
ビルドアッププロセスによる粉体粒子の創製と機能化技術の新展開―核生成、成長、結晶化の評価とスケールアップ技術― | 平成19年6月19日(水)、20日(木) | アルカディア市ヶ谷(私学会館)/東京 | 共催:(社)日本粉体工業 |
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