圧密破壊試験
compacting breakage test
造粒操作で製造される顆粒,ペレットなどの造粒物は,充塡層(堆積層),貯蔵・供給,包装などのハンドリングに際して崩壊しない程度の機械的強度が要求されることが多い。また,錠剤をつくる打錠機,セラミックスや粉末冶金などの圧縮成形処理における原料供給時の流動性,圧縮応力の伝達性,あるいは均一な緻密化のような操作性においてはそれらの最適化を目的にして顆粒状の造粒物が用いられる。
そこで,圧密破壊試験とはセル内に顆粒,ペレットなどを充塡して圧縮し,このときの圧縮応力に対するかさ密度(嵩密度),変位,崩壊性(ふるい分け分析,篩分け分析)などを調べる方法てあり,造粒物の機械的強度試験法の一種である。
→ 回転強度,落下強度,摩耗強度
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