木,鉄または青銅製の扇形のろ葉(濾葉)10~16 個を回転軸に垂直な平面円板状に固定し,これを等間隔に 2~13 枚配置した連続式垂直円板型の真空ろ過器。円板を 6 rpm 程度でゆるやかに回転させ,ろ過,脱水,必要ならケーク洗浄を行う。除滓位置では,扇型ろ葉への真空を断ち,ろ布の裏面から空気をゆるやかに吹き付けてろ布をふくらませ,スクレーパーまたはテーパー付きの回転除滓ロールによってケークをはく離する。連続ろ過器の中で最も安価で処理能力が大きいが,洗浄効果は低い。
→ 葉状ろ過器,葉状濾過器
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/5/31