albedo
大気中や地上にある物質の表面から,太陽光などの光線が,反射または散乱される割合で,太陽光反射率のことをいう。大気エアロゾル粒子濃度の変化や雲の発生をアルベドの変化で表わすなど,気象用語として広く用いられる。雪の上に黒い砂をまいて融雪を促進したり,湾岸戦争がもたらした油田火災の黒煙によるアルベド増加は,プラス面とマイナス面の例である。対流圏・成層圏のエアロゾル粒子濃度変化によるアルベドの変化は地球温暖化の指標ともなる。
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