エアロゾルビーム法
aerosol beam technique
減圧(1 mmHg 程度)室へ測定しようとする工アロゾルをノズルから吹き出して導入させるもので,そこでの粒子の一定距離の飛行時間の測定から粒子速度を知り粒子径を求める方法,ノズル出口のエアロゾルビームの広がり角度から粒子の拡散現象を利用して粒子径を求める方法,およびノズル出口でこれと直交するジェットを与えて粒子軌跡を偏向させて粒子径を求める方法,などがある。ノズルでエアロゾル粒子を急加速し,ノズル出口における粒子速度を測定して,流体との速度差から理論的に空気力学的径を求める装置は市販されている。この方法では,空気力学的径が 0.5 µm 程度以下になると,粒子と流体との速度差が僅少となって,粒子径測定が困難になる。
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