供給機の大分類の一つで回転体に粉体を接触させて供給するものである。供給方式によってスクリュー型,ロータリー型,ロール型,テーブル型がある。
この型の供給機は主に回転速度を調整することで容易に供給量を決めることができる。構造的に密閉化することができ粉塵対策も容易である。また他の供給機に比較して圧力差のある運転条件でも使用でき,定量性,制御の応答性もよいことからプロセスの自動化に応用しやすい。
粉体の性状によってブリッジ対策,フラッシング対策,摩耗対策を付加した供給機の製作も可能である。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/7/11