粒子充塡層の比表面積を補正する幾何学的な形状係数。粒子径 $x$ の粒子充塡層の空隙率が $\varepsilon$ であるとき,充塡層単位体積当たりの比表面積は
$$
\frac{6(1-\varepsilon)}{x\varPsi_{\mathrm{c}}}
$$
で与えられる。この $\varPsi_{\mathrm{c}}$ をカルマンの形状係数と呼び,球では 1 である。比表面積形状係数を $\varPsi$ とすると,
$$
\varPsi_{\mathrm{c}}=\frac{6}{\varPsi}
$$
で与えられる。
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比表面積形状係数,形状係数
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/06/23