吸光係数
extinction coefficient
粒子群を透過した光は,ランバート・ベアの法則に従って減衰する。比例係数 $\sigma$ は吸光係数(extinction coefficient)と呼ばれ,光路中に浮遊する全粒子の断面積にほぼ正比例するが,散乱と吸収の粒子径依存性を考慮するには光の消散効率(extinction elliciency)を比例係数として導入する必要がある。消散効率は粒子径に依存するが,2 µm 程度以上の粒子ではほぼー定であり,粗大粒子では 2 に漸近する。
→
ランバー卜・ベアの法則
【広告】