吸入性粒子
respirable dust
労働環境における粉塵のうち肺胞領域まで侵入する可能性のある粒子として次に示す分粒特性(分級特性)を有する分粒装置(分級装置)を通過した粒子として測定している。 \begin{eqnarray} \begin{cases} P=1-\frac{D^{2}}{{D_{0}}^{2}}&(D≤D_{0}) \\ P=0&(D>0) \end{cases} \end{eqnarray} ここで,$P$ は透過率,$D$ [µm] は粉塵の相対沈降径 ,$D_{0}$ は 7.07 µmである。また,呼吸器官にとり込まれる可能性のある粒子を吸入粒子として,ろ過捕集器(濾過捕集器)の入口における流速を 50~80 cm s-1として捕集した粉塵を総粉塵と称して測定している。
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