空隙率関数ともいう。液体中に分散した粒子の沈降速度は,粒子濃度の増加とともに小さくなる。粒子濃度の影響が表われる沈降は干渉沈降と呼ばれ,その沈降速度は一個粒子の沈降速度を補正して表わされる。その補正に使われる空間率 の関数を空間率関数と呼び,多くの関数形が報告されている。
また,コゼニー・カーマン式あるいはエルガン式中の ,,ルンプ式の などのように,式中に含まれる空間率の関数を総称する場合もある。
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干渉沈降,
コゼニー・カーマンの式,
エルガンの式
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/05/06