クリーガーの式,クリーガー・ドーヘティの式
Krieger's equation
固液分散系スラリーの粘度式の一つで,高濃度スラリーに対して提案された半経験式であり,次式で表わされる。
$$
\mu_{\rm{r}} = \left( 1-\frac{\phi}{\phi_{\rm{max}}} \right)^{-k_{\rm{E}}\phi_{\rm{max}}}
$$
ここで,$\mu_{\rm{r}}$,$\phi$,$\phi_{\rm{max}}$ はそれぞれ相対粘度,固体体積分率,固体の最大充塡体積分率である。$k_{\rm{E}}$ は実験定数である。上式はクリーガー・ドーヘティの式とも呼ばれ,分散系スラリーの粘度予測に多用されている。
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アインシュタインの式,ムーニーの式
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