グリニャール試薬法
Grignard reagent method
グリニャール試薬を用いて目的を達成させる方法のすべてをいうが,ここでは,グリニャール試薬 RMgX の反応性を利用して,粉体表面上の反応活性な水酸基の定量法をいい,狭い意味で使う。表面水酸基とグリニャール試薬 CH3MgI が反応して次式のようにメタンが発生する。
M-OH + CH3MgI → M-OMgI + CH4↑
このメタン量を定量することにより表面水酸基量を決定できる。粉体の表面積を別途求めることにより,単位表面積当たりの表面水酸基密度が計算される。
【広告】