critical coagulation concentration (CCC)
水中の帯電粒子分散系に電解質を添加してゆくと,ある濃度で急に分散系が白濁したり粒子が巨大フロック化したりする。これは,粒子の帯電が対イオンにより遮蔽され,粒子間の静電反発力の影響が無視小となり,凝集が緩速凝集領域から急速凝集領域に入ったことを示している。この電解質濃度を限界凝集濃度または凝析価といい,急速凝集速度を得るための最小電解質濃度という意味も持つ。 → 緩速凝集,急速凝集,シュルツ・ハーディ則
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