equation of limit specific surface area
砕料の比表面積は,粉砕時間あるいは粉砕エネルギーの増加とともにはじめは増加するが,やがて一定値に達する。このときの比表面積 S∞ を限界比表面積という。粉砕過程における比表面積 S と粉砕時間 t(粉砕エネルギー E)との関係は次のように表わされる。 S=S∞{1−exp(−kt)} ここで,k は定数である。時間 t は粉砕エネルギー E に比例することから,t を E として表わすこともできる。上式は田中によって提唱されたものであり,田中の粉砕限界比表面積の式ともいう。
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