鋼球落下法
steel ball falling method
単極性イオンが十分供給される電場中を落下する鋼球の帯電量は,球の大きさと電界強度で決まるので,帯電量を知れば平均の電界強度がわかり,逆に電界強度が既知の場合は帯電量がわかる。この方法を鋼球落下法といい,鋼球の帯電量 $q$ は次式で与えられる。 $$ q = 3 \pi \varepsilon_{0} {D_{\rm{p}}}^{2}E $$ ここで,$\varepsilon_{0}=8.85\times 10^{-12}\ \rm{F\ m^{-1}}$ は真空の誘電率,$D_{\rm{p}}$ は球の直径,$E$ は電界強度である。
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