抗折強度
flexural strength
曲げ荷重で測定されるぜい性材料(脆性材料)の代表的な強度特性の一つである。セラミックでは JIS R 1601 に二種類の測定法が規定されており,厚さ 3 mm,幅 4 mm の断面形状をもつ四角柱形試料を,支点間距離 30 mm で支え,3 点法ではその中央で,4 点法ではスパン距離 10 mm の 2 点で加重して破壊する。強度 σ は,破壊時の荷重 P から次式により与えられる。σ = 1.25 P(3 点曲げ),σ = 0.883 P(4 点曲げ)。
【参考文献】
- JIS R 1601:2008 ファインセラミックスの室温曲げ強さ試験方法
- JIS については日本産業標準調査会(JISC)の「JIS検索」も参照(要ユーザー登録)
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