両対数紙上に,粒子径 $x$ に対し,積算ふるい下質量分布(篩下質量分布)をプロットして直線が得られる場合,これをゴーダン・シューマン分布といい,次式で表わされる。
$$
Q_{3}(x) = \left( \frac{x}{k} \right)^{m}
$$
ここで,$k$ は $Q_{3}(x)=1$ に対応する粒子径,$m$ は 1 に近い値となる。この分布はロジン・ラムラー分布を級数展開して第1項をとったものに対応する。粗砕ないし中砕程度の開回路粉砕物の粒子径分布表示に使われることがある。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/05/12