混錬の対象物質に対する圧縮・せん断(剪断)・摩擦などの外力の加え方,機械的構造の違い,操作条件あるいは付加機能,産業分野によって様々な分類がある。機構的な面から分類すると,
- 回転容器型としては,湿式混練ミル,コンクリートミキサー,コンテナミキサーなど比較的低粘性のものに対応する,
- 固定容器型には,回転軸が水平単軸のもの(リボン型,コニーダー,ボテーター,スクリュー押出機など),水平複軸のもの(連続スクリュー型混錬機,パドルミキサー,バンバリーミキサー,双腕型ニーダー,オーガー式土練機など),垂直単軸のもの(高速流動型ミキサー,マラー型混錬機など),垂直複軸のもの(連続式マラー型混錬機,アイリッヒミル,遊星運動型攪拌機など),
- ロール型には,円柱 3 ~ 5 本型あるいはテーパーロール型,
などがある。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/07/27