ジュラ・ハーキンス等温式は,相対圧を $X$,吸着量を $V$ とすると次式で示される。
$$
\ln {X} = - \frac{A}{V^{2}}
$$
BET 式より広い相対圧の範囲でこの等温式は成立する。$A$ は定数で,吸着量 1 モルが占める表面積であり,次式で示される。
$$
A = \frac{aS^{2}{V_{\mathrm{m}}}^{2}}{2RT}
$$
ここで,$S$ は比表面積,$V_{\mathrm{m}}$ は分子容,$R$ は気体定数である。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/06/07