スクリュー押出型造粒装置
screw extruder type granulator, screw extruding granulator
基本的な機構はスクリュー型押出機であって,ダイ(スクリーン)の取り付け方法により前押出式と横押出式の二種類,ならびにスクリュー部の構造により真空押出式と前処理兼用式の二種類がある。可塑性を与えられた原料はバレル内で回転するスクリュー部に供給し,加圧しながら強制的に輸送され,スクリュー部の先端に取り付けられたダイ(前押出し),またはバレル先端側壁に取り付けられたダイ(横押出し)から連続的に押し出される。生成造粒物はダイの孔径により直径 0.3 ~ 20 mm 程度で,比較的硬い円柱状顆粒(ペレット)が得られる。真空押出式ではスクリュー部のバレル内を真空脱気にして見掛け密度の大きい円柱状造粒物となりやすい。前処理兼用式ではスクリュー部を長くして混練作用と高める効果(通常の押出しにおける前処理を省略)を目的としている。
→ 押出し造粒
【広告】