流れの管路損失で摩擦損失以外の局所損失を摩擦損失に換算したときの管長で,
$$
L_{\mathrm{e}} = \left(\frac{\xi}{\lambda} \right)d
$$
で定義される。ここで,$\xi$ は局所損失係数,$\lambda$ は管摩擦係数,$d$ は管直径である。$\lambda$ は流速の関数であるが,各損失の $(L_{\mathrm{e}}/d)$ には測定に基づいた一定値が与えられている。全管路損失は実際の管路長と各損失による相当長さの総和の直線管路の摩擦損失として計算される。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/06/08