積算形均一分散沈降法に属する。沈降天秤が代表的な装置であるため,沈降天秤法と呼ばれるほうが多い。沈降管内のある高さを通って沈降する粒子の積算重量の時間的変化を天秤を使って測定する。粒子の沈降が秤量皿で分断され,秤量皿下の粒子濃度が周囲の濃度より薄くなり密度差が生じる。この結果によるボイコット効果の補正が必要となる。JIS Z 8822 に「沈降質量法による粉体の粒子径分布測定方法」が制定されている。
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沈降法,ボイコット効果
【参考文献】
- JIS Z 8822:2001 沈降質量法による粉体の粒子径分布測定方法
- JIS については日本産業標準調査会(JISC)の「JIS検索」も参照(要ユーザー登録)
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