粉粒体を装置に供給する場合,およびホッパー,ビンなどから粉粒体を排出する場合に,その目的により一定容量ずつ供給する操作,または一定質量ずつ供給する操作が必要になる。このような操作を定量供給という。定容量供給を行う装置としては,テーブルフィーダー,スクリューフィーダー,振動フィーダー,ロータリーフィーダーなどがあり,回転数や流量調節ダンパーなどにより定容量に調節される。定重量供給装置としては,バッチ計量方式と連続計量方式がある。連続計量方式にはロスインウェイト式やベルトスケール式が代表的である。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/08/06