粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

電成ふるい,電成篩

electroformed sieves

 電気めっき法または光学的エッチング法によって作製したを,ふるい枠に取り付けたふるい。マイクロメートルのオーダーの小さい目開きの網まで高精度に作製できることに特色がある。試験用ふるいの一つとして,目開き 5 µm から 500 µm の電成ふるいが JIS に規定されている。これまで広くマイクロシーブの呼び名が用いられてきたが,これは商品名であること,および ISO 規格の名称と対応がよいことから,JIS を作成するときに電成ふるいとした。

→  マイクロシーブ

【参考文献】

執筆者:粉体工学用語辞典
編集:松山達(創価大学)
更新日:2021/07/15

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