ニュートンの抵抗法則
Newton's law of drag
無限流体中を粒子が一定速度で運動するとき,粒子周りのレイノルズ数が大きい場合には流体の粘性は無視でき,粒子には速度 $v$ の 2 乗に比例する抗力が働く。これがニュートンの抵抗法則であり,抗力 $F_{\mathrm{D}}$ は,
$$
F_{\mathrm{D}} = kA\rho v^{2}
$$
で与えられる。ここで,$A$ は粒子の流れ方向投影断面積,$\rho$ は流体密度,$k$ は定数である。球形粒子の場合,ニュートンの抵抗法則は $Re\gt 500$ で成立し,抵抗係数 $C_{\mathrm{D}}~(=2k)$ は次式となる。
$$
C_{\mathrm{D}} = 0.44
$$
→
ストークスの抵抗法則,抗力係数
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