廃棄物のリサイクル
recycling of wastes
廃棄物に何らかの処理を施して再生利用,再商品化あるいはエネルギーとして利用することをいう。厳密にいうと,いわゆるリサイクルは三形態あり,廃棄物を洗浄などの簡単な処理をしたあと,元の商品と同じ用途に利用する再使用(reuse),本格的な処理をしたあと,同じカテゴリーの商品を製造するための原材料として利用するリサイクル,および全く別のカテゴリーに属する商品を製造するための原材料として利用する reclamation がある。リサイクル・プロセスでは粉体技術が多用される。
廃棄物のリサイクルに関連する法律としては「再生資源の利用の促進に関する法律」及び「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」があり,これらの施行令および施行規則のもとでリサイクルが推進されている。
日本におけるリサイクル率は一般廃棄物で約 4 %,産業廃棄物では約 40 % である。
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一般廃棄物,産業廃棄物
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