無次元数の一種で,$Bi$ または $N_{\mathrm{Bi}}$ と記し,
$$
Bi = \frac{hL}{\lambda_{\mathrm{s}}}
$$
で表わされる。ここで,$h$ は固体表面の伝熱係数,$L$ は代表長さ(例:円管の直径,球の直径),$\lambda_{\mathrm{s}}$ は固体の熱伝導度である。
無次元数のヌッセルト数 $Nu$は,
$$
Nu = \frac{hL}{\lambda_{f}}
$$
で表わされ,$\lambda_{f}$ は固体表面を流れる流体の熱伝導度である。
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伝熱係数
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/06/14