比表面積形状係数
specific surface shape factor
幾何学的形状係数の一種。粒子体積基準の比表面積 $S_{\mathrm{v}}$ を代表径 $x_{\beta}$ で表示するときの補正係数 $\varPsi_{23,\beta}$ で,
$$
S_{\mathrm{v}} = \frac{\varPsi_{23,\beta}}{x_{\beta}}
$$
の関係にある。これは表面積形状係数 $\varPsi_{2,\beta}$ と体積形状係数$\varPsi_{3,\beta}$ の比に等しく,
$$
\varPsi_{23,\beta} = \frac{\varPsi_{2,\beta}}{\varPsi_{3,\beta}}
$$
である。
形状の揃った粒子群に適用する場合には,平均径として面積平均径(Sauter 径)$D_{3}$ を用いると以下のように相性が良い。
$$
S_{\mathrm{v}} = \frac{\Sigma\,\varPsi_{2,\beta}{x_{\beta}^{2}}}{\Sigma\,\varPsi_{3,\beta}{x_{\beta}^{3}}} = \frac{\varPsi_{23,\beta}}{D_{3}}
$$
また,球と立方体では $\varPsi_{23,\beta} = 6$ である。
→ 幾何学的形状係数
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