フューラー指数
Fuller index
粒子径 $x$ とふるい下積算体積百分率(篩下積算体積百分率)$y$ が両対数紙上で直線関係を示す粒子径分布を Andreasen分布(あるいは Gaudin-Schuhmann 分布)といい,その分布式の指数をフューラー指数 $q$ と呼ぶ。
$$
y = (100~\%)\left( \frac{x}{x_{\mathrm{max}}} \right)^{q}
$$
このフューラー指数 $q$ は粒子径分布直線の傾きを表わし,$q$ が大きくなると最大径 $x_{\mathrm{max}}$ の粒子だけの均一径分布に近づく。密な粒子充塡層を得るためには粒子径分布を $q$ が 0.8〜1 程度の値の Andreasen 分布にするのがよいといわれているが,粒子の付着性の粒子径依存性などによって最適な $q$ の値は変化する。
→
ゴーダン・シューマン分布
【広告】