ふるい分け法,篩分け法(粒子径測定)
sieve analysis, sieve method/p>
ふるいを用いた粒子径分布の測定法で,JIS Z 8815に通則が定められている。この通則では試験用ふるいの使用を要求している。
各ふるい上に残留した粉体重量が,そのふるいの目より大きく,すぐ上のふるい目より小さい粒子径の粒子量であるとして,質量基準粒子径分布を求める。用いるふるいの目開きのとり方は目的により決まるが,できるだけ隣り合うふるいの目開き間隔が $\root 4 \of 2$,$\sqrt{2}$,$2$ など一定比率になるように選択することが望ましい。測定の再現性をよくするには,ロータップシェーカーなどを用いて振動方法を一定にし,ふるい分け時間も規定する必要がある。ふるい網の目開き寸法に対応させて粒子径を評価するが,精度を必要とする場合は,粒子径実効目開きを用いることがある。
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試験用ふるい(試験用篩)
【参考文献】
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