入射光強度 $I_{0}$ と粒子から十分離れた距離 $r$ における散乱光強度 $I$ とは,波数を $k=2\pi/\lambda$ とし,
$$
I = I_{0}\frac{F(\theta,\psi)}{k^{2}r^{2}}
$$
で関係づけられる。$I$ あるいは $F(\theta,\psi)$ の相対値を,入射光を含む面内の角度 $\theta$ の関数として極座標上に描いたものをポーラーダイヤグラムあるいは散乱ダイヤグラムという。偏光成分別に表示されることもある。
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/06/16