ボンドの仕事指数,ボンドの粉砕仕事指数
work index proposed by Bond
ボンドが提案した,工業的粉砕仕事量を求める式中に定義されている仕事指数 Wi [kWh t-1] で,砕料の粉砕のしにくさ,すなわち粉砕抵抗を表わす砕料物性の一つである。ボンドの粉砕理論式において,Wi は,大きさが無限大の砕料 1 t を 80 % 通過粒子径が 100 µm になるまで粉砕するのに要する仕事量となる。仕事指数は粉砕機の選定,設計および粉砕工程の管理にわたって広く用いられている。Wi の測定法は JIS(JIS M 4002,1976 年) になっている。
→ ボンドの粉砕理論
【参考文献】
- JIS M 4002:2000 粉砕仕事指数の試験方法
- JIS については日本産業標準調査会(JISC)の「JIS検索」も参照(要ユーザー登録)
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