粉粒体の質量と容器に入れたときに占める体積の比をいうことが多い。ISO 規格や JIS 規格でも使用されているが,測定している量は密度(かさ密度(嵩密度))を意味するものであり,見掛け密度(apparent density)ということもある。また,異成分が混合した状態で使用したり,タッピングした状態を意味することもある。さらに粒子の空孔を含めた粒子密度を意味することもあり,定義に混乱がみられる。その意味をよく吟味することが必要である。
→ 見掛け密度,
かさ密度(嵩密度),
粒子密度
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/9/14