ホソカワミクロン社の製品で,逆円錐型スリットをもったローターによって内側へ流入してくる粗粉を遠心力により外方へ移動させ,細粉のみを中心排出管へ吸引する構造である。供給原料の分散をよくするため,二次気流の導入や,攪拌流動層の付設などが行われている。流動層付属形式は混合比で 2 以上の運転も可能であり,分級径は回転数と空気流量によって数 µm から 200 µm の範囲で変化する。最近,改良型の,繰り返し分級を行って精度をあげるスーパーミクロンセパレーターも市販されている。
→ 強制渦型遠心分級機
執筆者:粉体工学用語辞典
更新日:2021/8/18