ヤング・デュプレの式
Young-Dupre's equation
固体表面に液体が付着し,付着濡れ(ぬれ)が起きている場合,固体—液体—気体の接触点において,それぞれの界面張力は釣り合い,ヤング・デュプレの式が成り立つ。
$$
\sigma_{\mathrm{s-g}} = \sigma_{\mathrm{s-\ell}} + \sigma_{\mathrm{\ell-g}}\cos \theta
$$
ここで,$\sigma_{\mathrm{s-g}}$,$\sigma_{\mathrm{s-\ell}}$,および $\sigma_{\mathrm{\ell-g}}$ をそれぞれ固体—気体間,固体—液体間,および液体—気体間の界面張力とし,$\theta$ を接触角とする。なお,固体表面,あるいは粉体の圧密成形体上に液滴を落とし,直接接触角を測定する方法を液滴法と呼ぶ。
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濡れ(ぬれ)
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