落下強度
drop strength, shatter strength, resistibility to dropping
この試験法は一定質量の造粒物を,底面が観音開きになるようにつくられた容器(シャッター形式)から所定の高さ(通常,2 m)より鋼板上に落下させたあと,ふるい分け分析(篩分け分析)により造粒物の破壊状態を調べる方法である。JIS Z 8841「造粒物—強度試験法」では造粒物質量 $m_{0}$ を 5 回の繰り返し落下後,目的に沿った粒子径のふるい上残留試料質量 $m$ から,落下強度 $s$ として,
$$
s = \frac{m}{m_{0}}\times (100~\%)
$$
で表示する。
【参考文献】
- JIS Z 8841:1993 造粒物—強度試験方法
- JIS については日本産業標準調査会(JISC)の「JIS検索」も参照(要ユーザー登録)
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