粉体工学用語辞典 powderpedia: Glossary of Powder Technolog

一般社団法人粉体工学会

落下強度

drop strength, shatter strength, resistibility to dropping

 この試験法は一定質量の造粒物を,底面が観音開きになるようにつくられた容器(シャッター形式)から所定の高さ(通常,2 m)より鋼板上に落下させたあと,ふるい分け分析(篩分け分析)により造粒物の破壊状態を調べる方法である。JIS Z 8841「造粒物—強度試験法」では造粒物質量 $m_{0}$ を 5 回の繰り返し落下後,目的に沿った粒子径のふるい上残留試料質量 $m$ から,落下強度 $s$ として, $$ s = \frac{m}{m_{0}}\times (100~\%) $$ で表示する。

【参考文献】

執筆者:粉体工学用語辞典
編集:松山達(創価大学)
更新日:2021/06/18

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