distinct element method
粒子集合体の力学的挙動を解析する手法として,個々の粒子にかかる力から個々の粒子の運動方程式を誘導し,その運動方程式を数値積分することによって個々の粒子の運動を求め,個々の粒子の結果の平均化から粒子集合体全体の挙動を求めるものがある。これが離散要素法であり,従来の連続体モデルに対比される粉粒体の数値解析法である。計算機の能力の限界により,計算すべき粒子の個数が増えると,実際上計算不可能になるなどの限界があるが,基礎的現象を考察する場合には連続体モデルにはない長所を有する。
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