粒子濃度計測
measurement of particle concentration
煙道に浮遊する粒子など,固気二相流や固液二相流における粒子濃度計測では流量濃度とホールドアップ濃度の違いに注意が必要である。また,このような場合に粒子を系外に取り出す場合,等速サンプリングによるのが普通で,やむをえない場合は非等速吸引誤差の補正を行う。特に,粒子径分布の広い粒子群のサンプリングでは,粒子の大きさによって偏りが生じるので注意が必要である。。
極低濃度の計測では光散乱粒子カウンターや光透過法があり,高濃度では静電容量式濃度計やマイクロ波の減衰を使う方法などがある。また,いったん捕集された粒子群を計測して濃度を算出する方法としては,ガンマ線密度計やピエゾバランスなどがある。さらに,極微粒子の計測では CNC が用いられる。なお,ほとんどの機器はホールドアップ濃度を計測するものである。
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流量濃度,
ホールドアップ濃度,
等速サンプリング,
非等速吸引誤差,
光散乱粒子カウンター,
光透過法,
静電容量式濃度計,
マイクロ波流量計,
ガンマ線密度計,
圧電結晶粉塵計,
CNC
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