米国 The Orville Simpson Co. が 20 世紀はじめに発表したスクリーンの商品名であったが，現在では一般名称となっている。供給端側に水平円運動する偏心強制駆動機構（ヘッドモーション）があり，排出端はフレキシブルロッドによって運動が規制されており，ふるい枠全体の荷重はスライドシューによって支えられ，約 4° の傾斜角で設置される。供給端で処理物が十分に広げられ，排出端にいくにつれて長楕円運動に移行し，精度のよいふるい分け（篩分け）が行われるが，振動が大きい欠点がある。回転数は 322～214 rpm，ストロークが 50.8～88.9 mm のものがある。米国で，1 mm 以下の細かい粉体のふるい分けに長く使用されてきた。