ロール圧縮
roll compaction
一般に二個のロール間に材料を供給し,これを圧縮することにより板状の成形物をつくる操作であって,金属圧延,高分子樹脂類の板材成形,造粒・成形などに用いられる。特に造粒・成形の操作では次の代表例があげられる。ブリケッティング操作は二個のロールの表面に成形物の母型となるポケット(モールド)が刻まれており,このロール間には粉体原料を連続的に供給して成形する。この成形物はブリケットという。またコンパクティングではロール間で粉体原料を一定の厚さの板状成形物をつくり,さらにこれを解砕して顆粒にする操作である。この顆粒の製法はロール圧縮と解砕(破砕)の両機構が一体になっている機種が一般的である。
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ブリケッティングマシン
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